小6で出会ってしまいまして、それから家庭用ゲームの繋ぎにもマジで人生かけたりもしてきたネトゲ。
俺のネトゲはここから始まったぜ~!
1記事目から非常に長くなったので分割してお伝えしま~す!!
デビューはメイプルストーリー。
ネトゲユーザーの5割くらいがそうなんじゃないでしょうか、メイプルストーリー
小6のころ、ようやく家にPCが来てインターネットができるように。
しばらく学校の友達ともなちゃとやらタカミンお絵かきチャットやらフラッシュやらで遊んでいるうちにメイプルストーリーとかいう面白いゲームがあると知る。
たぶん小6から中1の頭くらいまでやったんじゃないかなぁ、とにかくネトゲのほとんどをここで勉強した。
カジュアルでありながらしっかりMMOを基礎を学べた
このタイトルが一番長くなるかも、なによりすべてを教えてくれたゲームだったからな!
初めてのネトゲ…初めての名前…卍kuraudo卍
ちなみに名前は大体記号で挟む。マジ卍。そういうものがなんだかネタにされて恥ずかしいもんだと気づくまでは大体はさむもの…だろう。
よく使ってた記号は†(ダガー)や卍(まんじ)だろうか…。いや、登竜門だよ、恥ずかしくないよ。もうオッサンだからできないけど。
ネトゲにおいての学校。メイプル先生
横狩り
当時、このゲームにおけるレベリングと言えば本当にモブ狩りくらいだった
ゴールデンタイム(19時から22時くらい)になると経験値の美味い狩場はすぐに人で埋まり、人のいる狩場は原則として使えない。
1マップに4段ほど階層がある狩場では2段ずつに分けて狩場を譲り合ったりと、まさに日本人と言えるような素晴らしいヌクモリがそこにはあった。
ただ、もちろん運営が決めたルールなどではない。原則に沿わない人間だっている、ネトゲだもの。
たなか
misu
みす
あの
横狩りしないでください
???
さて困った。言葉を聞いてくれない。そのままこの戦士は狩りを始めてしまった。
もちろん最初は戸惑った、どれだけ言葉を伝えても止めてくれないし、別にユーザーが勝手に作ったルールだ。守る義務だってない。
そしてやめてと言ってもやめてくれないので
そのうち田中は考えるのをやめた。
もう考えたって無駄なのだ、一緒に狩りすればいいのだ。
もちろん効率は落ちるが、手が止まってしまうよりは断然いい。
こうしてこのイレギュラーにも対応していった。いつしかどうせならとPTを誘うようになり、イレギュラーさんとPTを組むことだってあった。
最強ジョブとは…
ネトゲにはいろんな職業が存在する。
主に相手をひきつけ肉壁となるタンク職や、回復を主とするヒーラー職
そして彼らに任せ火力をたたき出すことを主とする火力職。
当時のメイプルにこのような役割があったかどうかはもう覚えてないし多分小学生だったからわかんなかっただろうが
戦士や魔法使い、弓や盗賊といった職業があったと思う。
狩りにおいては遠距離を扱える盗賊や遠距離で範囲攻撃の魔法使いが有利だったかな、盗賊も分岐していて投げと斬りがあったと思う。
どの職業もかっこいい技があり、小学生にはすべてがかっこよく見えた。
そんな中、ギルドに入りチャットをしている中で、大学生と名乗るお兄ちゃんに最強の職業を教えてもらった。
おそらく今も昔も変わらない。ネトゲにおいて最強の職業…
専業主婦
スタミナ制のネトゲもあるが、関係ない。
えらい人は言っていた…スタミナが切れたらサブキャラを育成すればいいじゃない。
ネトゲにおいて、ゲームに割ける時間というのはとても大事なのだ
MMOであろうが、FPSであろうが、どんなゲームであろうとも、時間さえあればレベルは上がるし、実力もつくし、知識だって得られる
そして課金アイテムもそれなりに購入できるとさらに成長は加速する。
ゲームにおいてどれだけ現在強かろうが関係ない。アップデートされていくゲームにおいてどれだけリードしていようが、
ゲームをする時間がとてつもなくある人間にはすぐに追いつかれ、そして追い抜かれてしまう。
改めて言うが当時僕は小学生だった。
悪い刺激を与えられてしまいました。
女性
ゲームをやっていると気づく事がある。
口調からしてみんな男っぽい
小学校じゃ大体男女比半々だったから気づかなかったが、ほほうこれはなかなか新鮮だ。
そんな中、自らの性別を女性と名乗るユーザーと仲良くなる。
友達もすぐ仲良くなった。ここでは名前をよしくん(仮名)としておこう。
よしくん
おすすめの場所あるからw
おれつよいからついてきてw
よしくんさん強いんですね!
すごぉい!
自らを女性と名乗る者
明らかによしくんのテンションが違う…
結局よしくんは僕とはあまり遊んでくれなくなった。
よしくんだけでなく、ギルドに入った自らを女性と名乗る者はいろんな人とすぐに仲良くなった。
自らを女性と名乗る者はみるみるうちにオシャレになり、装備を見るととても強くなっていた。
僕はあこがれた。この人は女性な上にゲームが上手いんだ…かっこいい、やっぱり年上の女性は魅力的だぁ!
きっと僕が年上の女性が好みなのもこの辺から影響しているのだろう。
やがてよしくんはゲームにログインすることが少なくなり、やがてログインしなくなった。何かあったのだろうか?
長く遊んだ友達とはいえ、所詮はネットだ。僕はあまり心配することもなく、僕自身もゲーム自体に飽きてきたころだった
自らを女性と名乗る者
誤爆
よ、、、よしく~~~~~ん!!!
切り替え忘れると間違えたところにチャットをしてしまい、これを誤爆と言う。
場合によっては致命的なミスになり得る。
詐欺
そのまんま、詐欺行為である
基本的にこのような行為は行えないようなゲームシステムになっているので、普通は起こりえない。
ただ、このゲームは当時はとてもユーザーの年齢層が低かった。事実、僕も引っかかってしまったことがある。
ここでの経験が生きてこの先のあらゆるネットゲームでの詐欺を回避することが出来たわけだが、この通りあらゆるゲームで詐欺は存在する。本当によい経験を若いときにすることが出来た。
内容はこうだ。書き起こすとマジで意味わからん。
どろぼう
写真撮りたいから並べてくれない?
こんな感じです!!上手に撮ってね~!
たなか
上手に盗ってもらいました…。
このゲームにおいて、アイテムを地面に置くというのはアイテムを捨てるといった事と同じで、所有権を失うのだ。
所有権を失う選択をしたのは被害ユーザーであり、もはや泣き寝入るしかない。
当時はネットゲーム初心者だし、何より小学生。なんの疑いもなくアイテムを並べてしまった。
後はコントのように、歩きながらアイテムを回収され、そのままユーザーは消えてしまった。
苦い経験ではあったが、今後のネトゲ人生…いや人生において良い経験となった。
ほかにもいくつも詐欺の手口はあるが…詐欺師がそのまんまゲームが長続きしたという話を聞かない。
自らで乗り越えた達成感がなければゲームは続かないのだ。
装備強化の深い深い、奈落より深い闇。
ネトゲには結構な割合で装備強化というシステムがある。
やりこみ要素であり、他人と差をつける上で必要なシステム。
装備強化を行い、成功するとアイテム名に数字が付与され、能力が上昇していく。
ゲームによっては光り輝いたりしてグラフィックに変化が現れ、一目でこいつ…出来るッッッ(ゴクリ)と分かったりする。
装備強化は成功割合があり、装備の強化数値が上がるほど比例して成功率が下がり、上昇する能力幅は上がっていく。
だが失敗するとペナルティがあり、強化値が下がったり、闇に飲まれたりする。
闇に飲まれたアイテムは…戻ってこない。消滅する。
だが、ユーザー達は誰よりも強くなるため、周りから敬ってもらうため、挑み続けるのだ…
強化し続けることに成功し、強くなった装備はやはり誰かに見てもらい、褒めてほしいもの…
この見てほしい、褒めてほしい思いこそが…装備を披露したい思いこそが…
上記した詐欺被害につながってしまうのかもしれない…。
闇を乗り越えた先も、また闇だ…。
効率を上げろ!課金だ課金!!
プレイ料金が基本無料のゲームは、大抵有償アイテムにゲームの利便性を向上させるものや、効率を上げるものがある。
当時小学生の僕にはとてもじゃないがとてもじゃないがゲームに課金するお小遣いなどなかった。
…普段は。
小学生の強い味方、お年玉があるじゃあ~りませんか!
顔を変えれるチケットと髪型を変えれるチケット、そしてレベリング効率を2倍にしてくれるチケットを買った。
見た目を変えるチケットはやはり周りと差をつけたかったからだ
大抵、初期の見た目はキリっとした目とボサっとした髪型を選ぶ人が多いだろう、あまりに同じ見た目のキャラが溢れていた
そしてレベリング効率を上げるチケット…こいつはヤバかった…
このチケットは種類があり、購入すると平日は特定の4時間、土日は24時間2倍になる。期限は30日。
2倍という衝撃は大きかった。あまりに大きすぎた
30日のチケット期限が切れた
いつもの時間…
普通の狩り…
では、満足できなくなっていた。これだけ狩ってたらもうレベル上がってるはずなのに…
結果、ゲームに飽きるまでお小遣いからサクチケ代を考えることになった。
ということで僕は小学生のころから課金をすることをなんとも思わないエリートネットゲーマーになっていた
すべては効率のため!!
まとめ
まさしくネットゲームにおける基礎中の基礎を教えていただいたメイプルストーリー先生。
もう15年も運営している超老舗のネットゲームだ
きっとプレイした事のある読者も多いと思われるが、懐かしいと思っていただけたら幸いだ。