アンセムの総おさらい。ゲームに何が起きていたのか?バグ等まとめ

アンセムのジャベリン

大規模アップデートが公約され、まさかのTwitterトレンド入りすら果たした約束された神ゲーだったはずのアンセム。

正直な話、田中としてはあんまり期待していないわけだが、それでもPS4パッケージがほぼワンコインで買える現状だとやってもいいかといった気分にさせてくれる。

今回はアンセムが何をしてここまでクソゲーの代表格へと至ったのか、総おさらいしよう

炎上したクソゲーアンセム、アップデートの中止が決定し完全に死亡。

神アクションとクソ内部事情を同時に抱えた悲しいゲーム

ご存知アンセムはバグだらけのクソゲーとして超有名だ。未だにクリスマスっぽい装飾が残る現状から運営からも見放されたものかと誰しもが思っていたかもしれない。

だが、誰かがリークしたアンセムは見放されていないといった話が今となって実話だったことを我々は知ることとなった。

そもそもがアンセムは、これがやりたかった!と言わんばかりのアクション性、ド派手なドンパチ、ウルトラ自由な外見やカラーリングの変更といった売れる要素しかない夢と希望が詰め込まれており、同じくらい豊富なバグさえなければ本当に神ゲー間違いなしだった。

無限大という言葉がとにかくそのまま言葉通り当てはまる、そんなアクションゲームとしての完成形であった。

神ゲー間違いなしのアクション性

空中を自由に飛び回り、ホバリングしながら銃撃し、また飛び立つ。さながらスーパーマン。そして美しく格好の良い強化骨格。もちろんブーストゲージがあり空中移動にも制限があるが、制限超過で強制落下し着地した際の重量感さえ美しくユーザーにしっかりと味わわせてくれる。

地上における走行においてもモーションブラーとの相性がとてもよくマッチングしており、ブラーの調整も完ぺきで、画面を見ているだけなのに風すらも錯覚して感じてしまうほどスピーディ。

敵の激しい攻撃を美しく回避し、超派手なミサイルを撃ったり魔法を撃ったり、忍者のように素早く切り込んだり、どんなクリップを取ってもすべてがスタイリッシュでありながらとてつもなくヘヴィ、そんな本当に素晴らしいアクションゲームだ。

4種類のジャベリンと呼ぶ強化骨格の大分類からさらにそれぞれの専用武器種や、汎用武器種が大量にある。魅力的な強いオプションを求めるルーターシューティングにおいてユーザーを飽きさせないアクションや可能性を秘めていた。

ルーターシューティングとして無限の可能性を秘めたビルディング

武器のオプションや特殊効果をもたらすアーティファクト、そして外見に至るまで痒い所に手が届きすぎてとてつもなく快適なビルド要素を持っている。

特殊効果と武器の相乗効果によりとてつもない火力を生み出すビルディングなどもあった。田中は回避したら一発装填されるアーティファクトと、単発火力がめちゃくちゃ威力の高い武器を装備させていた。

外見もハチのような色合いにしたり、とりあえずどんなゲームでもなんとなく作ってしまうエヴァ初号機カラーを作ったりと楽しみ方も無限大だ。

ネットで見かけた組み合わせを作るためにそのオプションの武器やアーティファクトを追い求めたり、脳内で完成した組み合わせを達成させるために追い求めたり、ルーターシューティングとの相性もめちゃくちゃに良かった。

まさかの内部告発。地獄の開発環境が浮き彫りになってしまう。

アンセムの開発環境について、発売からしばらくしてなんと元従業員らしき人物からの内部告発があった。以下ではかいつまんで説明する。

アンセムチーム発足時、ゲームタイトルであったアンセムは元々ビヨンドという名称であった。拠点から外界へ出る、という意味でしっかりと世界観に沿っていたこのビヨンドというタイトルは商標登録などへの難航からやがてアンセムという現在のタイトルに落ち着いた。

しかしながら、取ってつけたようなこのアンセムというワードの意味を世界観と参照させるには当時全く関連性が無く、チームのほとんどはこのタイトルの意図を理解出来ていなかったという。

そもそもアンセムは6年半に渡る大きな開発期間があった。しかしながら、脚本やゲームデザインの構築に時間をかけ、本格的な開発が進んだのは最後の1年半ほどだったという。

さらにはチームディレクターの離脱や、新任ディレクターの提案する構想とこれまでの構想の乖離などからチーム内で派閥が出来、対立しあってしまっていたようだ。

そして使用しているゲームエンジンFrostbiteがまた曲者であったようで扱いが難しく、追い打ちをかけるようにこのFrostbiteを扱えるスタッフは同社内の他のゲームチームに引き抜かれ、残された開発陣はこのエンジンの扱いに苦悩し続けることとなる。

このようなギスギスしたチーム環境に置かれ、さらにはゲーム自体のビジョンがまとまっていない状況から全く意見がまとまらず、挙句ゲームエンジンに悩まされ実装が遅れ続ける。

さらにはE3 2017などで流れたテイザーPVにおいて、開発側からしてもどういうゲームなのかほとんど理解出来ていなかったらしい。よもやアンセムの代名詞と呼べる空中移動においても決まっていなかったそうだ。

まさしく地獄そのものだ。チームがゲームを理解していないまま開発が、いや年月だけが経過するこの状況。地獄の開発環境が続き、退職者は続出し、やがては精神的に疲弊して休職してしまうスタッフが続出していった。

そのような状況で現在のアンセムのプロデューサーが着任し、なんとか2019年2月の発売日までには間に合わせることが出来たという。

またBioWare側もこの告発記事に対してレスポンスをしているが、告発に関して概ね事実であるといった感じの文章であった。

バグラッシュと対応、そして迷走

神ゲーとしてのアクション性、そして無限大のビルディング。ゲームシステムも無限大のルーターシューティング。無限×無限でもはや宇宙だった。

しかし、皮肉にもこのルーターシューティングというジャンルがアンセムの抱えていた問題と相性が悪く、ユーザー離れを加速させてしまう。

周回を要する、というより当たり前なのだが周回がメインのルーターシューティングにおいて、連戦を阻害してしまう細かいバグがあまりにも多すぎた。

フリーズや果ては電源の強制終了に至るまで、大きな致命的なバグはもちろんながら、ステージをスタート出来なくなったりビルド出来なくなったりなど、細かいバグさえもがユーザーの進行を簡単に阻害してしまうのだ。

バグに目を瞑っても、最終的にビルドでどれだけオプションが上昇したのかなどのステータス画面がなく、確認するにはユーザーが個々で計算するしかない。やる気を削ぐインターフェイスだった。

ゲーム進行を阻害するいくつものバグ

大きなバグで言えばフリーズや、電源の強制終了まで報告されていた。

もちろん電源の強制終了ともなれば最悪ゲーム機自体がクラッシュしてしまう可能性もあるだろう。要修正の大きなバグでゲームプレイを億劫にしてしまうだろう。

しかしながら、ほかのゲームで言えば面倒には感じるが可愛いレベルのバグさえも、このルーターシューティングという幾度もマップ攻略を繰り返すシステムととても相性が悪かった。

あらゆる場面で引きおこるサーバー接続エラーはもちろんながら、ステージに出撃出来ないバグが発生した。

このバグはおそらくだがロビー(街)に戻った際にユーザーのレベルが1になるバグが起きてしまい、結果的にレベル不足という扱いでステージがロックされてしまうという連鎖的なバグであろう。

こんなものはゲームにログインしなおせばすぐに直るわけだが、何度も周回するゲームではそうはいかない。純粋に連戦しようという気が紛れてしまう。ユーザーのアクションとしてはちょっと休憩しようと思ったまんま戻ってこなかったりしてしまうかもしれない。

いざログインしなおしてステージに挑んだとて、今度はサーバーエラーでまたログインしなおしたり、それでも再び挑戦しクリアし、街に戻ると出撃不能といったコンボすらあった

細かいバグであるがゆえに頻度はなかなかに高く、田中自身も幾度と喰らい、やがてはゲームを起動しなくなっていた。

さらには他人が取得したアイテムが自身のゲーム上からも消滅し、せっかくクリアしても何も入手できないままであったりなどもあった。

またバグの改善が望まれたメンテナンスも、バグを取り除きましたとの報告がありながらもほとんど改善されておらず、ユーザーの熱意は加速的に失われていくこととなった。

運営の迷走

発売から少しして致命的な行動を運営が起こしてしまう。この行動が本当に致命的で、ユーザーを怒らせネガティブキャンペーンまでをも起こしてしまう引き金となってしまった。

かねてより高レアリティのドロップ率が低いとの声が上がっていたアンセムだが、運営は事前や事後、とにかく報告なしでドロップ率を引き上げた。

と、ここまで書けばやるじゃん!といったものだが、ドロップ率の向上はなんと数時間で元の数値に戻された。もちろん報告はしていない。

この意味不明な行動がユーザーを完全に怒らせてしまった。事が発覚してからは大炎上、海外サイトではアンチコメントが爆発的に書き込まれ、多くのユーザーがアンチコメントや皮肉を残し去っていった。

運営はこの件に関して意図せぬところでドロップ率が向上してしまっていた、と故意ではないことを後に説明したが、時すでに遅し。多くのユーザーの心を取り戻すことは出来なかった。

まとめ

というわけでアンセムリブート企画の発表によって現在アンセムへの注目度がめちゃくちゃに高くなっていると思われるが、それだけかつて支持されていたゲームであることも間違いない。

田中自身もフルプライスでPS4版を買っているわけで、もちろん呆れかえってはいるがリブートに関してはちょこっと期待している。あまり期待しすぎて裏切られてもアレだし。

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