たまごっちブーム真っ只中の97年、育成したモンスターを友達と戦わせることが出来るデジタルモンスターが出現し、人気を博す。続く99年にはプレイステーションでデジモンワールドが発売し、今なお語り継がれる神ゲーとなる。
そして同じく99年、アニメでデジモンアドベンチャーが放送開始。アニメが始まったころ、田中は小学一年生。まだ土曜日が隔週で午前授業だったころである。急いで家に帰るとギリギリアニメデジモンの後半に間に合う、そんな記憶があるような気がする。
時は流れ、田中ももはやいいお兄さんに、そして当時珍しかったデジタルといったワードは当たり前になり、むしろ古臭さすら感じてしまうほどになった。
そんなデジモンが20周年。初代アニメの主人公をフューチャーした映画やアニメを発表し、我々20代後半のデジモン直撃世代をノスタルジーな感情で押しつぶしに来やがった!!!
WELCOME TO DIGIMONWORLD.様々なコンテンツが発表!
まずはWELCOME TO DIGIMONWORLDと銘打たれたこの動画をご覧いただきたい!デジモンプロジェクトムービー。実はこの動画、見れば見るほどデジモン世代の心を懐かしい気持ちで爆発させてくるのだ
ご覧いただいただろうか、デジモンで育った読者が今鼻の穴が広がりに広がり、涙を滲ませ、鳥肌を立たせすぎてピヨモンになってるのが容易に想像できる。わざわざ解説するまでもないであろうがピックアップしていこう
まず流れている曲が和田光司さんのButterflyという曲。これは初代アニメデジモンアドベンチャーのOPだ。今なお神曲として語り継がれているし、当たり前のようにカラオケで歌っても同年代誰しもが盛り上がる。
そして動画の序盤だが、机の上に置かれたデジヴァイスをアグモンがツンツンし、部屋の窓ガラスからティラノモンが見える、というもの。これ、めっちゃくちゃにヤバくて(早口オタク)
まずPSゲームデジタルワールドのOPで主人公のデジタルモンスターをツンツンしたらその世界に引き込まれるところから始まるし、団地の窓からティラノモンが見えるシーンなんて一番最初のデジモン映画で太一とヒカリが遭遇した事件そのものである(早口オタク)
子供たちが団地を駆け上がってティラノモンの様子を見てるシーンなんて初期映画で幼少期の選ばれし子供たちのシーンそのものじゃねーか(早口オタク)
そしてWELCOME TO DIGIMONWORLDとの文字から始まり公園で遊ぶ少年達や、少年とオトナ(重要)がカードバトルしてる様子などが映し出される。
カードに関しては見慣れないと思っていたら、どうやら完全新作のようだ。これもプロジェクトの一つ。
そしてカードバトルの次のシーンでは町中の液晶看板になんと歴代デジモンゲームの画面がバチコリ並んでいる。ここで鳥肌が立ちすぎてパロットモンになった。
そして次のシーンでは懐かしの携帯型育成ゲーム、デジタルモンスターを持ったオトナ達(重要)が対面し、通信対戦を行う。するとエアドラモンとメタルガルルモンが召喚され、レインボーブリッジを走りながら戦闘。
メタルガルルモンが勝利すると少年がデジヴァイス(アニメカラー)を掲げ、冒頭からいるアグモンがワープ進化。もちろんウォーグレイモンへ進化する。
そしてメタルガルルモンとウォーグレイモンがぶつかり、バトルしてたはずがよくわからんがオメガモンになった。最後はまたアグモンと姿は見えないが多分ガブモンに戻って終了。
といった流れで次々と懐かしいコンテンツをぶち込み、たった1分50秒の間になんども声を上げる懐古殺しの恐ろしい動画だ。
では現在判明しているデジモンプロジェクトや動画内で見せつけてきたコンテンツなどを解説していく
初代デジモンアドベンチャーを基にした新作週間アニメ、デジモンアドベンチャー:
まだあまり情報が出ていないが、とにかく週間アニメのデジモン新作。主人公たちは20年前と同じ、小5の太一やヤマトだ。
当時と違うのはインターネットが身近にあり当たり前の環境であることだ。これがどのように影響してくるかはわからないが、とにかく完全新作とのことなので期待しよう
初代デジモンアドベンチャーから10年後の新作映画、LAST EVOLUTION
こちらは新作映画、LAST EVOLUTIONという名の通り、PVを見ていると大人になったらデジモンとの関係が解消されるとのこと。まぁそのまんまの意味で最後の進化っていうことなのだろう
どうにも選ばれし子供たち、というのは子供の持つ無限の可能性を基にデジモンとパートナーになるらしい。
そしてキャッチコピーは「デジモンと共に歩んだ、全ての”子供たち”へ」…これだけで涙が出てしまうわけだが、この映画にはデジモンアドベンチャー02のキャラクターたちも大人になって登場するようだ。
02といえばブイモンとかスティングモンとか、パイルドラモンとかインペリアルドラモンとか…しか覚えてないけどそんな感じ。
さて大人になった太一たち、といえばデジモンアドベンチャーtriがあるわけだが。こちらは高校生となった太一たち。まぁ内容は正直ガッカリだったが…映画一本である分引き延ばしもなく見やすくはあるだろう
っていうか…アグモンの「太一、おっきくなったね」なんて見上げるシーン…良すぎるだろ…
デジモンカードゲーム完全新作。デッキ総数16枚!?
遊戯王が小学校内で爆発的に流行るほんの一瞬前、田中はデジモンカードゲームにハマっていた。ハマっていたといっても、相手する友達はいないし、まずルールをあんまり理解していない。
それでも持ってた、たしかメタルガルルモンのスターターデッキ。当時の田中家といえば家計が火の車を通り越して燃えカスだったので、鬼ワガママを言って買ってもらったのだろう。
さてそんな暗い話はさておき、デジモンカードゲームが完全新作で復活だ。以前のようなABCで技が割り振られているわけでもなく、しょうりつ60%!とかも多分無く、完全新作。
進化に重点を置き、カードゲームに革命を起こすメモリーゲージシステムを用いてバトルするようだ。
このメモリーゲージはなんと相手と共有とのこと。プレイヤー同士がお互いのメモリーゲージカードを隣り合わせ、一枚のシステムカードとなった状態でメモリーを行き来させ、進化させたり技を使ったりするそうだ
なんだか難しそうだがまだまだ情報が少ないので今後に期待したい。
尚、スターターデッキがすでに3種類発表されており、価格は驚愕の500円。安すぎィ!と思ったらなんと枚数が16枚。少なすぎィ!!
デジモンゲーム新作、デジモンサヴァイヴ。シミュレーションRPG。
デジモンゲーム新作、デジモンサヴァイヴが開発中。ジャンルをサバイバル・シミュレーションRPGとしている。
2Dイラストがメインで、デジモンも2Dイラストだ。ゲーム中ではPVを見た限りパーツアニメーションのような感じでがっつり動く。しかしながら、これではブラウザゲーレベルの出来にしか見えない。
アドベンチャーパート以外では、主人公として生き抜くための選択を幾度も求められるようだ。マルチエンディングなのかもしれない。
シミュレーションということでアドベンチャーパートではターン制のタクティカルシミュレーション。この手のゲームはある程度のテンポの良さをしていないとバトルパートが億劫になってしまい積みがち。
コンシューマをPS4、Switchとし、2020年発売予定とのことで公式もまだまだあまり出来上がってはいない。
田中が一番気になったヤツはデジモンサヴァイヴ
やはりこの中だと新作ゲームデジモンサヴァイヴかなー。
多分ターン制で、デジモンごとに進めるマスがたぶん違うスパロボみたいなタクティカルシミュレーション。ジャンル自体は結構好きだが三国無双英傑伝は実は積んじゃってたりするのでなんとも。
グラフィックに関しては前途したがパーツアニメーションのような感じで2Dイラストが動く。進化におけるエフェクトはきれいだし、その他技のエフェクトなども綺麗だが、わざわざ2Dにこだわる必要もなかったんじゃないかと思ったりもする
ストーリーに関しては、歴史研究の課外キャンプに参加した少年たちが、伝承のある神社に迷い込んでしまいモンスターと遭遇し、やっとの思いで宿泊先へと戻るとその宿泊地が何十年も年月を重ねたがごとく劣化しボロボロになっていた…といった感じ。
ここまでデジタルワールド感一切ないわけだが、まぁ神社に迷い込んでいつのまにかデジタルワールドに入り込んでたとかそんな感じでしょう。
まとめ
一気に押し寄せてきたデジモンプロジェクト。特に1分50秒と短い動画ながらとてつもない”今のオトナ達”を責め立てる動画には本当に鳥肌が立ちすぎてバードラモンになった。
新プロジェクトにおいて一番早いのが2月公開の映画LAST EVOLUTIONなのでとりあえず映画館で涙を流してくるとする。
にしても、これらのプロジェクトで一貫して和田光司氏のButterflyをたたきつけてくるとは…わかってるじゃねぇか…