AUビデオパスにて独占公開されている、仮面ライダージオウスピンオフ RIDER TIME仮面ライダー龍騎が本日4月14日で全話数配信となったので一気にみてきた。
田中はめちゃくちゃに龍騎世代で、おもちゃはもちろんオリジナルライダーだったり新聞紙で武器作ったりしてた。初めて買ったおもちゃはVバックルとベノムバイザー。
というわけでできるだけネタバレを控えながらレビュー。
戦わなければ生き残れない!ライダーバトル、再び。
ストーリーは記憶を失った人間たちがミラーワールドに取り込まれ、ふたたび最後の一人になるまでライダーバトルを続けるといったもの。
記憶を失っているので自分の名前くらいは分かるが、それ以外のことはまるでわからない。だが、戦い方は知っている…といったところ。
レイドラグーンなど懐かしのミラーモンスターも登場!
ミラーモンスターももちろん登場し、ゲルニュートやレイドラグーンの脱皮前など。しかし残念ながら扱いはただのガヤ。
全3話しかないのだ…律儀にミラーモンスターの相手などしている場合ではない。戦わなければ生き残れない!!
正直老けすぎててわからないオリジナルキャスト
スピンオフタイトル発表時に公開されたオリジナルキャスト以外のサプライズ出演は残念ながら無し。オリキャス以外はサクサク死んでいった。
須賀 貴匡(龍騎 / 城戸 真司)
松田 悟志(ナイト / 秋山 蓮)
高野 八誠(ライア / 手塚 海之)
萩野 崇(王蛇 / 浅倉 威)
弓削 智久(吾郎ちゃん)
一條 俊(ガイ / 芝浦 淳)
城戸なんかは昼ドラの花嫁のれんに出演していたり、警部補矢部謙三に出演していたり、それこそジオウでも見ていたのですんなり入ってくる。花嫁のれんもジオウも編集長も出てたね
ついでに城戸が当時のまんまのキャラクターでマジで嬉しい。ジオウみたいに冷静じゃなく、当時のように勢いのあるキャラクターだ。あとすぐ騙される。
蓮も少し前に「仮面ライダーが盗撮男を撃退!」なんてニュースがあったり、ゲイツ君と似てる!なんて話題もあったりでわりと記憶に新しい。
浅倉も声だけディケイドに出てたり、エグゼイドの映画かなんかにも出てたし覚えている。見た目はなんかすごい設定通りというか威圧感がマシマシで怖い。
ただ手塚…誰だお前…。みんなもちろんいいオッサンになってるわけだけど、高野八誠は当時よりかなりふっくらしており、鋭かった目もなんだか優しい目になっていてまったく誰かわからんかった。
ガイなんかも本当に17年ぶりに見た感じだが、見れば見るほど「あー!!」と記憶をよみがえらせてくれる。いやぁほんとおひさしぶりっすガードベントさん…。顔の雰囲気めっちゃわかる。いやまぁ本人だけども
ファンサービスたっぷり。
ほとんどのキャラがファイナルベントを使ってくれ、当時の演出そのまんまで戦ってくれる。
CGも昔よりリアルになっており、ドラゴンライダーキックのドラグレッダーがちょっとリアルになってたような気がした。
飛翔斬はあまり高く飛ばなくなってたり、エンドオブワールドの爆発がえらい控えめになっていたりと変化もあるし、リュウガのドラゴンライダーキックは相手の足元をしっかり固めるつえーやつのまんまだったり。
さらにはオーディンのファイナルベントもようやく映像で見ることが出来る。なんか拍子抜けだったけど。ちなみにオーディンはゴルトバイザーにサバイブを三枚揃えていた。揃えていただけ、何も起きない…。
さらには龍騎TVシリーズの映像が度々カットインするのだが、当時のライダー達と今のライダー達の絡みをより深くするもので、ファンにはたまらない演出になっていた。
スピンオフだから許されるゴア表現と世界観
ライダーバトルながら意外と肉弾戦が多く、時には生身で生身の相手を倒すこともある。今のテレビシリーズでは考えられないくらい血が流れるし、見る人によってはキツいゴアな演出もある。
生身ながらライダーの武器を扱い攻撃するシーンがあり、最初はオイオイオイ!と思ったがライダー達はミラーワールドで生活し、戦っているのでまぁバイザーとか武器とか使えても不思議じゃないんじゃないかと。
生身でミラーワールドに存在していると肉体が消滅するけど、今回はいきなりミラーワールドに放り込まれて普通にビール飲んだり生活してるんで問題ないんじゃないかな。
せっかくのオリキャスが隠れてしまってもアレだし!ちなみに放り込まれる前のライダー達が生存していたのかは不明だけど、龍騎テレビシリーズの映像がフラッシュバックする演出が多々ある。
こ、これいる…!?ライアとガイのベッドシーン!?
一番意味分からなかったのが1シーンだけあった謎のホモ演出。それもライアとガイの絡みだ。
バラの花が飾られたシックな部屋のダブルベットでいきなりガイが裸で寝ており、ライアが服を脱いで抱き合う姿が鏡に映りフェードアウト…い、いる…?
この演出自体も龍騎テレビシリーズのライアと同一人物とは思えない行動の裏づけとなるのだが、そんな設定追加していいのか…急に…。
まとめ
というわけで全3話の配信もすべて終了し、とてつもないファンサービスとなった龍騎のスピンオフ。
当時小学生だった僕がオッサンになったようにライダー達もオッサンになり、時の流れをまじまじと感じさせてくれた。
オーディンのファイナルベントが見れたり、テレビシリーズのif展開があればこうなっていたのか、などと考察させてくれるような演出であったりと、とにかくファンには嬉しい内容のオンパレードだった。
auビデオパスでしか現在は見れないので、ぜひこの機会に登録しておこう。
ちなみにYoutubeでは東映公式が龍騎TVシリーズ、TVスペシャルなどを現在公開している。TVスペシャルといえば当事のライダーシリーズで異例であり、視聴者の投票でTVシリーズのエンディングが変わるというものだった。
田中もカーチャンのケータイを借りてすぐに電話したもの。確かライダーの戦いを続ける方に電話したような…。