Twitterでやたらと広告が打ってあり、事前登録もしてたのでいつのまにかスマホに入ってた三国志大戦M。君主レベル25くらいまでとりあえずやってみたので感想など
ちなみにアーケード版三国志大戦は2以外4までプレイしてて、DSもプレイしてた。なにげに家庭用ゲームって好きなんだよなー、リアルマネーかけずにデッキ強くできるし…ヴァンガードDS面白かった。あ、三国志大戦TCGはやってないっす…
三国志大戦M、ざっくりと概要やシステム
というわけで大きめの初期データのDLも済ませて突入。予備知識はTwitterの告知動画や画像だけ。イラストはAC版の流用だが、勢力は漢孫堅が呉だったり漢劉備が蜀だったりと変わっている。
CVはそんなに詳しくないんだけど変わってる、たぶん。
シナリオや基本システム
シナリオはあらゆる三国志ゲームで腐るほどみたようなシナリオ。まぁしゃーなし。黄巾征伐から始まり、虎牢監での華雄との一騎打ちなど…
進行はスタミナ制で、クリア後はハードモードもある。ハードモードに関しては報酬はスタミナの消費が2倍ながら、報酬がガラっと変わり、経験値効率も倍以上の見返りが見込めるためなかなかうまい。バトルスキップもあり。
レベルはプレイヤーレベル(君主レベル)とカードレベル(武将レベル。他ゲーで言うモンスターのレベル)があり、プレイヤーレベルの上昇により様々な機能の解放があり、武将レベルも君主レベルと同等までが上限となるので君主レベルのレベリングが最重要となる
ただしスタミナの回復は7分で1回復とめちゃくちゃに遅い。ハードモードの進行はスタミナ10を必要とするため、回復に1時間以上待機する必要がある。
さらに課金によるスタミナ回復にも制限がかかっている。こちらは君主レベルにより武将レベルも変わってくる都合上、ユーザー間での戦闘力をある程度横並びにさせるための制限であろう。
ちなみにホーム画面なのだが、なんと拠点で歩き回る謎システム。商店などはいちいちその拠点内のNPCの前まで移動せねばならず、とっても不便。ちょっとよくわかんないっす…。
あ、マイキャラを6種のアバターから選べます。田中は迷わずエチエチすぎるお姉さん。
バトルシステム
一番の目玉のバトルシステムだが、本家AC版では武将それぞれを操作し、中には連突やワイパー、ビタ止めなどプレイヤースキルによるさらなる勝率の向上などが見込めたが、大戦Mは完全にAIの行動を見守る戦略ゲーとなっている。
AIの行動もある程度法則性があり、基本はそれに従っている。実際プレイしている中ではその行動する!?ってなる場面も多々あるが、何か法則があるのだろう…
基本的な三すくみは一緒で、騎兵>槍兵>遠距離兵>騎兵…となっている。大戦Mでは三すくみ通りに密着戦闘で与えるダメージが増加する。医者もいる。カダ先生絶対医者。
騎兵
進路上に他兵がいなければ遠距離兵種に向かって進む。ビタ止めはできない。さらに、弓・策士・医者といった遠距離兵種にしか突撃が発生せず、突撃した後はそのまま密着し戦闘となる
槍兵
接触するまで一直線に進む。迎撃判定はあり、さらに移動速度が騎兵を上回っていれば例え斜め後ろからの騎兵への接触でも迎撃が発生する。槍撃は騎兵相手に一定間隔で勝手に発生する
遠距離兵(弓・策士)
遠距離攻撃が出来る。騎兵の突撃を受けると突撃判定となり6割くらい食らう、めっちゃ守りたい。走射は槍兵相手に一定間隔で勝手に発生する。動かなくても出る。
遠距離兵(医者)
なんと味方武将を回復する兵種が存在。マジで回復する、一番困惑した。兵種は遠距離なので突撃されるとキツいけどたぶん自己再生も出来るから長引く、ゆえに武将一人取られるので今一番バランス壊してる気がする
盾兵
AC版の歩兵ポジション。唯一戦闘を二人相手に取ることができ、足止めが出来る。三すくみには関与しない。今回戦略においてかなり重要な歩兵。
各兵種は基本的に一直線に進み、騎兵の突撃は遠距離以外には発生せず、それ以外にぶつかった場合はそのまま密着し戦闘する。その間遠距離は自由だ。前途したとおり武将は自分で動かせず、見守るしかない。
つまり、戦闘開始前の盤面選択が戦闘の9割を握っているといっても過言ではない。かなり戦略ゲーしてると思う。序盤こそゴリ押しで戦略もクソもねーなと思っていたが進んでいくほどこのゲームを認めざるを得なかった。今のところ結構楽しい。
ちなみに伏兵は今のところ存在しない。あと迎撃判定が発生してもたまに回避してノーダメージになる。そして騎兵は遠距離に対して一人しか騎兵が向かわず、誰かが戦闘していると突撃せずに他所にいっちゃう、謎。
ガチャ
スマホゲーなのでしっかりガチャがある。2種類あり、無課金が頑張って貯めてまわせるガチャと、無課金じゃ今のところほぼ回せないガチャ(イベントで何回かまわせる)。無課金がほぼ回せない方には限定武将などもいる、厳しい。名称は神将降臨と限定神将降臨でいいのかな?
排出武将をここまでしっかりゲーム内で確認できるのはなかなかいい。こちらは常設でも限定でも確認出来る。左上のハテナマークを押せば各排出率のTipsも確認出来る。
画像は常設ガチャ最高レアリティの排出率だ、見ての通り武将ごとに排出率が違っている…じ、地獄か…。最低排出率が0.10%、最高排出率は0.50%となっている。
田中は25Lvまでに20回ほど常設ガチャを回し、URは2枚出たが2枚とも0.50%のUR関平だった、被るな…。しかもAC版をプレイしているならわかるがこの関平、UCなんだよなぁ…、あんまり当たった!って気がしない。張鉱だってUCだしベン皇后も甘皇后もUCだったよなぁ…ホウサンジョウも徐晃も…。
ちなみに天井も設けてある、100連で一枚のペース。なぜか同じ限定でも諸葛亮だけ3倍、300連で一枚だ。
ちなみに常設ガチャはゲーム開始後10回目のガチャがUR確定、以降は10回ごとにSR以上が確定となる。限定ガチャは10回ごとにSR以上が確定。この常設初回10回目にすべてをかけろ!!
対人要素
対人は、相手が実際に使っている、または防衛用に設定したデッキをNPCが操作し、戦うことができる。といってもこちらも初期盤面を決めた後は見守るだけなので特別NPCだから手ごたえがないというわけでもない。
基本的に対戦相手の登録している盤面を確認してこちらでデッキを組み盤面を組めるので、仕掛ける側が圧倒的に有利だ。有利ではあるが、本当に最適の盤面で攻略しないとデッキパワーで押し切られる。逆もしかりで、戦力が負けていても盤面次第で勝つこともできる。
そして対人戦はアイテム争奪戦や、紅白合戦、ランクマッチなど結構な種類があり、無課金でも1日にかなりの時間を費やすことが出来る。
将来的にリアルタイムの対戦が実装されるかどうかは不明だが、AC版のように相手の登録武将は確認できても盤面は読み合いという流れは武将を個別に操作できない仕様上、クソみたいな泥試合か一方的な流れとなってしまう圧倒的ジャンケンゲーになってしまうので不可能であろう。
武将(カード)システム
カードシステムはかなり複雑で、まず武将レベルと突破段階があり、スキル3種(スキルセット?も3つ)を装備できる。ほかに装備品が4種類と名宝が2種類、計6種類のビルドが出来る。さらにはビルドした装備ごとにレベルと精錬という強化が2種類あり、上を目指すなら欠かせない。
ビルドといっても装備にもレアリティがあり、当たり前だが高レアリティのほうが圧倒的に強い。装備にはシリーズボーナスが付き、さらには武将ごとにボーナスのつく装備があるのである程度ビルドは固定化してくる。
一番個性が出るのはスキル装備であろうか?だがスキルは他カードを犠牲にしてそのうえ低確率で継承させるという圧倒的闇。
また、とても時間はかかるが常設UR武将は将魂というシステムで合成して入手することができる。
突破は武将自体の能力がかなり上昇するが、段階があがるにつれ条件も厳しくなってくる。また、突破段階をあげるとスキルスロット最大3種が開放される。
最初の1スキル以降はスロットが空くだけでスキルは覚えていないのでスキルを継承させる必要があるが、確率がかなり低い。田中が確認したところ無課金アイテムで25%だった。課金やミッションで手に入るアイテムを使っても33%程度。
さらに失敗しても成功しても継承に用いたカードは消滅するようだ。消滅保護アイテムもあるそうだが、かなりの闇を感じるぜ…!
課金関連
課金は限定ガチャが大体6000円くらいで10連一回とかなり高い。おまけで常設ガチャも10連まわせる石が付いてくるが常設である。所詮、常設の武将しか出ない。
実は神ゲーパワプロアプリも最近課金関連が変わり、有償石+無償石という感じになっている。もしかしたら今後はこういうシステムが基本になっていくかもしれない。
また課金額に応じて精鋭(わんわん)レベルが上昇し、スタミナ回復などの上限を増やすことが出来たり、とにかくお得にゲームが進行できるようになっていく。一度に課金せずとも累計で上がっていき、さすがにリセットなんてことはないだろう。
また、わんわん(精鋭)レベルが上昇するとお得な買い物を課金石で購入することが出来、このシステムでしか入手出来ない武将までいる(現在は張角と呂布を確認。)
天井が10連10回分なので大体6万円くらいで天井に到達出来る、3倍必要なやつは3倍で180000円です。
さらには毎日金額不問で課金すると毎日ギフトをプレゼントしてくれるそうだ。ちょっとしつこいッス。
さらにさらに毎日1560円を課金すると他に入手方法がない限定武将の将魂がもらえる、2個。URを作るのに60個いるので、1560円を30回買う必要がある、計46800円かかる。ご丁寧に毎日ビックリマークを付けてお知らせしてくれる。普通にイラっとする。
さらにリリース直後の今やっている7日間イベントでは毎日特価販売が行われている。うるせえ!!!!ホーム画面右上のアイコンにはタイムセール的な特価販売も行われている。神将訪問はアイコンが可愛い!!!!!!!!!
リセマラ
出来なくはないがめちゃくちゃ時間効率悪いのであまりオススメできない。よっぽど暇なら止めはしないが、常設ガチャでしかリセマラ出来ないしとにかく途方もない時間がかかるぞ
やるならひとつのサーバーに固執して何個もアカウントを作るのではなく、現在7つのサーバーがあるのでひとつのアカウントで7箇所リセマラしてから新しいのを作るほうが手間がない。
もっと言うと、1や2サーバーよりも7や6といった新規サーバーのほうが対人も楽なのでオススメ。田中は二度転生して7鯖に居着いた。
一応常設ガチャで当たってうれしいのは甘皇后など回復舞持ちが唯一無二で楽しいと思う。実際相手してて強いし。
今キャンペーンで配布されている劉備、曹操、孫堅の三人は好きなのを選べばいい、どれも強いし。田中は覇者求曹操がマジでかっこよくて好きなので迷わず曹操。しかし魏武将はほとんどおらんが…
まとめ
というわけでいろいろ説明してきたが、やはり敷居の高い課金システムが目につく。あらゆるシステムをこなして上位を目指すならばスーパーウルトラアルティメット札束で殴るゲーである。
Twitterでかなり広告を打ってはいたが、正直ユーザーはついてこれないんじゃなかろうか。AC版ユーザーは結構ないい大人層なのである程度は課金する力もあろうが、かなり敷居の高いゲームとなっている。
また、現在オープン記念イベントということで7日間イベントというものがあり7日間様々なミッションをクリアしてたくさんの報酬をもらうことが出来る…のだが、このイベントの欄に累計いくら課金する、というミッションがある…。
毎日毎日ビックリマークを付けてお知らせをしてくれる合計45600円課金して限定UR武将を手に入れようイベントや、金額不問毎日課金して報酬を得ようイベントなど、清清しいほどに課金催促してくる新感覚のゲームであった。
ガッシュコラボで大してやらないゲームに一日で15万課金する田中だが、呆れるほどの課金催促は引く。肝心のバトルシステムは田中はかなり好き。ゲームは楽しい。
とりあえず課金を考えているユーザーは、金額不問の初課金特典の呂姫とガチャ分のカードでかなり遊べるので、あまり課金に躍起にならずじっくりやってみてはいかがだろうか。
本当にバトルが楽しいだけにしつこい課金催促が惜しい。ビルドを完璧に仕上げるのはちょっと無理だが、まだまだ田中は続けていくぜ!
いつか出るであろう関銀ペイちゃんが限定でないことを祈る…。